ホット系パーマとエアウェーブとの大きな違い(1)毛髪のダメージの度合いと、それにより繰り返しかけられるか
(2)カール形状の違いと手触り
(3)デザインの可変性、つまりアレンジのしやすさ。
多くのホット系パーマは通常70℃以上の熱を用い、電気コードのついたロッド自体が熱くなりますこれにより、非常にカール感の強いデザインが可能になり、再現性も高いのでスタイリングが手軽になりますが、同時に硬い手触りになります。また、髪の表面を覆うキューティクルは熱に弱く、ある程度の損傷は避けられません。
繰り返しホット系パーマをかけ続けると、毛髪のタンパク質成分の熱による変性で、パーマを施術しても求めるカールが得られにくくなってしまいますので、場合によってはパーマをお休みすることも必要となってきます。
これに対しair waveは50℃程度の温風を用います(毛髪表面は40℃程度)。繰り返しパーマをかけても毛髪のタンパク質成分を熱で変化させることはほとんどありませんし、キューティクルへの熱による影響も少ないです。
さらにair waveでは、ロッド自体が熱くなりませんので髪の根元からロッドを巻くことができます。従って専用ロッドに巻ける長さであれば、ショートヘアの方にもお試し頂けます。
エアウェーブはどちらかといえば、柔らかくしなやかな外国人のくせ毛風のナチュラルウェーブが得意です。
ただし、エアウェーブはロッドの選定によってはホット系パーマのような巻き髪「風」スタイルにもできます。しかも柔らかな仕上がりですので、ブラシで伸ばすようにブローし、アレンジすることができます。このようにスタイリングの方法を変えるほか、9種のロッドの巻き方や組み合わせで、豊富なスタイルバリエーションを楽しむことができます。
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